私が換気扇の油汚れに悩まされていたのは、以前住んでいたアパートのキッチンでした。前の住人が、換気扇の掃除をしていなかったのか、油汚れがこびりついており、どのように掃除をすれば綺麗になるのか全く分かりませんでした。この体験談を通して、私が試行錯誤した換気扇掃除の方法と、最終的に効果的だったと感じた方法について、詳しくお伝えしたいと思います。最初に試したのは、市販の換気扇クリーナーでした。スプレー式のクリーナーを換気扇に吹き付け、しばらく置いてから拭き取るという方法でしたが、頑固な油汚れは、なかなか落ちませんでした。また、クリーナーの成分が残ってしまうのが、気になりました。次に試したのは、重曹水を使った方法でした。重曹を水に溶かし、布巾に浸して、換気扇を拭き取るという方法でしたが、油汚れには効果があるものの、焦げ付きには、あまり効果がありませんでした。そこで、私は、重曹ペーストを使う方法を試してみました。重曹に少量の水を加えて、ペースト状にし、焦げ付きに塗り、しばらく置いてから、こすり洗いするという方法でした。重曹ペーストは、焦げ付きには効果がありましたが、時間がかかり、手間がかかるというデメリットがありました。試行錯誤の結果、最も効果的だったと感じたのは、「セスキ炭酸ソーダ水を使ったつけ置き洗い」でした。セスキ炭酸ソーダを水に溶かし、換気扇の部品をつけ置きすると、油汚れが浮き上がり、簡単に落とすことができました。また、セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもアルカリ性が強く、油汚れを落とす効果が高いというメリットもあります。この経験を通して、換気扇の油汚れは、汚れの種類に合わせて、洗剤を使い分けること、つけ置き洗いが効果的であることを学びました。